


私は長年、中学校の教師をしてきたから、今回の中国の
地震で、鉄筋コンクリートで建てたはずの校舎が崩れて、
沢山の子供たちが犠牲になったことが、とてもショックだわ。
一部報道で「手抜き工事により、多くの建物が崩壊した」と指摘されてたけど、中国に1年間行ってらした岡村さんは実際に中国の建築の状況をご覧になっていたんですよね?

私が当時(2002年~2003年)住んでいたのは上海
なので、四川の事情はわかりませんが、とにかく建築の
スピードがやたらと速かったのを覚えています。

高層マンションに住んでいましたが、窓から見える景色は
どこまでも高層ビル群。そして、建築中だとわかるクレーンが
何本も見えました。何しろ「世界中のクレーンの8割が集まっている」と、まことしやかに言われていましたから。
そのうち、住んでいるマンションの敷地でも、もう1棟の建設が始まったんですが、あれよあれよという間に階が伸びていくん
です。こんな感じで鉄筋コンクリートで柱と梁と床をどんどん
伸ばして行って、あとでレンガで壁を作り、モルタルを塗る
というやり方のようでした。

さすがに上海のことですし、耐震設計はされて
いると思いますが、四川では、レンガを積んで
モルタルを塗っただけの昔ながらの古い建物が
多かったんじゃないでしょうか。ものすごいスピードで経済成長している中国ですが、古い建物の建て
替えが追いついていなかったんじゃないかと思い
ます。
テレビで流れる崩壊した校舎の映像に鉄筋の姿を見つけようとする自分が
います。

うちのコンクリート打設の現場とは随分違いますね。養生
(コンクリートが固まって性能を発揮するのを待つ)に時間を
かけないと、型枠はバラせないですからね。そんな中国
みたいなスピードじゃぁ、できないっすよ。
今回の中国の地震はとてつもなく大きな地震だったようだけど、佐々木建設が
建てるコンクリート住宅はそんな大きな地震でも大丈夫なの?

現在、日本で行われている鉄筋コンクリートの耐震設計だと、震度6強の大きな地震でも、家がいきなりバタンと倒れたり
しないようになっています。それは、住む人が身の危険を感じて家の外に出て、建物から離れて避難するまでの時間がある
ということです。
この基準にどれだけ安全率を見て設計をするかで差は出ると思いますが、
当社では構造計算士が構造計算をして、安全率を見て設計して建てています。
私は、当社で建てている鉄筋コンクリートの家が木造や鉄骨造よりも地震に
強い家だと確信して仕事に取り組んでいます。
「住む人の命や財産が守られるように」と社長が始められた会社の想いを
実現できるよう、私も高橋も全員が心を込めて建てています。
設計や資材がいくらよくても、建てるのは人ですから。
うちは社員総出でコンクリートの打設(コンクリートの流し込み)をしますが、
その時の社長なんて鬼の形相ですから(笑)
それを聞いて、安心したわ。
今回の地震は、人災の要素もあるみたいだけど、犠牲になられた方々のことを
思うと本当に心が痛むわ。
天災は避けられなくても人災は避けなければならないとつくづく思いました。

最後は、いつもの優しい笑顔に戻った奥様。
住む人が守られ、安心して暮らせるコンクリート住宅を広めていこう
とあらためて誓いました。
職人さんは肉体労働です。水分の補給が大切で缶ジュースや缶コーヒーも日課のうちです。
ほっておくと、たちまち缶の山です。コンビニのお弁当箱も同じです。
道を歩いている人が放り投げていくこともあります。

そんな中で水道屋さんのI社さんはよく教育が行き届いています。
大工のYさんもいつも現場をきれいにしてくれています。
電気屋さんのHさん親子も協力的です。
先日
「こんなきれいな現場見たこと無いと、新しい職人さん
から言われたよ。俺の夢がかなった瞬間だ。」
と言って社長が珍しくニコニコしていました。
これからもお客様の為に気を配ります。
「現場が美しくなったのは社員さんの努力、そして業者
さん1人1人の協力のおかげです。ありがとう!」佐々木
社長の書いた小冊子に「良い現場監督は資格を持っている」とあります。
「資格を持っていることは大切だが、資格を取ろうと言う考え方と
学ぶことで身につく知識が大事なんだ。」と言われ決心しました。

「がんばるぞー!!」
「高橋君は地元ものつくり大学出身の大器です。
体も大きいですが、考え方が大きいです。
期待も大きいよ。」佐々木
今が一番寒い時期で、コンクリートの強度が一番強くなっています。コンクリートが固まる時には、コンクリートから
発熱しますが、それでも表面が凍らないように
養生をします。
生まれ故郷の山形では、ムシロをかぶせたり
バーナーで暖めたりしますが、関東では
寒さはそれ程でもありませんね。

「戸田さんは佐々木との付き合いが20年以上になりますが、よく我慢して一緒に仕事をしてくれたと思います。
ありがとう。これからも頼りにしています。」佐々木
若い高橋君は昼間は仕事、夜は一級建築士の資格取得のための勉強とがんばっています。
私はというと建築管理技術士の資格取得の勉強と高橋君が遅刻をしないように朝電話をすることが日課になりそうです。
「片寄所長は毎朝、誰よりも早く出社して事務所の入り口の階段の掃除をしてくれています。ありがとう片寄君。」佐々木






